一条工務店の契約には、仮契約と本契約の2つのタイミングがあります。
それぞれの契約のタイミングにお金を準備する必要があります。
仮契約時:100万円
本契約時:80万円
合計で180万円必要になります。
なんで180万円も必要なのかな?
しかも中途半端な金額で……
私も実際に同じようなことを思いました。
今回は、この頭金180万円の使い道を我が家を例に説明していきます。
どこにどれだけお金がかかるのかがわかると、安心・納得してお金を支払うことができますよね!
一条工務店の頭金の使い道について
頭金の使い道は、主に手数料や印紙代に使われていきます。
まずは、どのように使われているのかを表で見ていきましょう!
項目を印紙代・手数料の2つに分けました。
▼頭金の内訳▼
印紙代・・・10,900円
手数料・・・1,433,702円
残金・・・355,398円
また残金がある場合は、返金もしてくれます。
我が家は返金をしてもらわずに、外構工事費として使いました。
家具を購入するために返金してもらう方もいらっしゃるみたいですが、いつ返金してくれるかは分かりませんのでそこは注意が必要です。
それでは早速お金の流れを見ていきましょう!!
印紙代について
まずは印紙代について、どれくらいの費用がかかったのかをお話しします。
本契約書印紙代・・・10,000円
追加・変更契約書印紙代・・・500円、200円
設計業務受託契約書印紙代・・・200円
合計で10,900円かかりました。
印紙はなぜ必要なのか……
印紙税は、国が定める税金(国税)の一つです。不動産の売買や金銭の消費貸借など、経済取引に関連して作成される書類のうち、印紙税法で課税対象であると定められた書類(これを「課税文書」と言います)に、印紙(収入印紙)を貼りつける方式で納付することが、義務付けられています。したがって、すべての契約書に印紙を貼る必要があるわけではありませんが、課税文書に印紙を貼らない場合は、脱税になってしまいます。
J -Net21
印紙税ということなので、税金の一種ですね。
印紙を貼らないと脱税になるなんて、驚きました!!
手数料について
様々な形で手数料が取られています。
あまり気にしておりませんでしたが、結構払っているんだなと思いました。
項目と金額から紹介します。
確認申請証紙代・・・21,000円
給水申込納付金・・・275,500円
事務手数料・・・32,400円
保証料・・・668,222円
長期優良住宅申請証紙代・・・6,000円
給水申込納付金・・・5,500円
敷地調査料・・・50,000円
設計報酬額・・・108,000円
登記料・・・267,080円
それでは詳細の説明をしていきます。
確認申請証紙代について
建物や地盤が建築基準法に適合しているか、都道府県や市町村の建築主事(建築確認等の事務担当者)や、指定確認検査機関による確認を受けることをいいます。
確認検査会社に支払われる手数料になっています。
建築確認申請等手数料は都道府県によって金額が異なります。
家の大きさにより金額は異なりますが、概ね2万円から3万円程度でしょう。
給水申込納付金について
この給水申込納付金の内訳はこの通りとなっています。
給水申込負担金・・・270,000円
設計審査手数料・・・2,500円×2回
工事検査手数料・・・3,000円×2回
設計審査手数料と工事検査手数料は2回納付しています。
給水申込負担金とは
新築で新たに水道を利用する人に対して、水道施設の拡充整備費用の一部を負担するという意味合いで支払うものです。
また、水道メータの口径に応じて金額が定められています。
住んでいる都道府県によっても金額が若干違いますので、気になる方はお住まいの県水道局のホームページで調べてみましょう!!
設計審査手数料とは
一条工務店から依頼の受けた給水工事業者が給水装置工事申込書・配管図面など必要な書類を作成してくれます。
そして管轄の水道局に給水装置工事の申し込みをします。
水道局がこの工事の設計について審査します。
この設計審査にかかる手数料が設計審査手数料です。
工事検査手数料とは
給水装置工事の工事完了後、水道局が設計書通りに工事が行われているかどうかなど検査を行ってくれます。
この工事検査についてかかる手数料が、工事検査手数料となります。
住宅ローンの手数料について
事務手数料とは
住宅ローンを提携する時にかかる手数料をいいます。
借入をする金融機関などによって手数料は違います。
保証料とは
何らかの事情で住宅ローンの返済ができなくなってしまった際に、保証会社の保証を受けるために支払う費用のことをいいます。
保証会社とは、連帯保証人の役割を代わりに担ってくれる会社をいいます
金融機関は、住宅ローンの契約者に対して保証会社との契約を求めることで、万一の場合に資金を回収できなくなってしまうリスクを抑えています。
いわば、金融機関側の対策です。
万が一私たちが住宅ローンが支払えなくなった場合は、保証会社へ支払いはしなくてはなりません。
長期優良住宅申請証紙代について
長期優良住宅の認定を受けるための申請手数料です。
長期優良住宅の認定を受けることにより様々なメリットがあります。
敷地調査料について
敷地の面積を正確に測量し、登記簿上の面積と一致するのか確認します。
家を建てる土地だけで無く、土地に面する道路や隣地との高低差なども調査してくれます。
敷地の境界や法規制によるどれくらいの家が建てられるのかが分かります。
また、水道・ガス・下水などのライフラインも確認していただけます。
設計報酬額について
これは、間取りなどの打ち合わせの際に、営業担当者とは別に建築士の方が立ち会ってくださいます。
営業担当者とは違った、プロの目線で家づくりのアドバイスをいただくことができるので安心して任せることができます。
この設計担当者の建築士の方に支払う報酬になります。
登記料について
登記をするために司法書士に支払った手数料になります。
この中には、司法書士さんに支払った報酬と登録にかかった印紙代などの手数料が含まれた総額になります。
まとめ
以上で我が家の頭金180万円の内訳でした。
何に使われるか最初に説明していただけると非常にありがたいのですが、営業担当者さんが説明してくれることはありませんでした。
このことを知ることにより安心して家づくりができると思います。
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