一条工務店で標準設備である、ハニカムシェードについて説明をしていきます。
- ハニカムシェードとは何か?
- 一条工務店のハニカムシェードの種類
- ハニカムシェードの選び方
- 電動ハニカムシェードの必要性
- カーテンの必要性
2018年から一条工務店の「アイスマート」に住んでいる私が詳しく説明します。
また、実体験も交えながら説明していきます。
まず早速4年間ハニカムシェードを使用した感想は、
「ハニカムシェードって最高!!」
これが標準でついてくる一条工務店はすごいと思います!!
一条工務店の家に住まなければ、ハニカムシェードに触れることはなかったと思います。
おそらくみなさんもそうではないでしょうか!?
私はハニカムシェードに触れることがなかったのでこれに関しては無知でした。
失敗してしまった部分もあるので、みなさんはしっかり学んでください♪
↓動画で見たい方はこちら↓
ハニカムシェードとは
スクリーン部の断面形状が正六角形で連結された構造の窓回りアイテムのことです。
ハニカム=蜂の巣という意味です。
このハニカム構造部分に空気の層ができ、外気温の影響・室内温の流出をしっかりブロックしてくれます。
高機密高断熱の一条の家にはうってつけのアイテムになります。
家の中で一番外気温などの影響を受ける場所、
それは「窓」です!!
一条工務店から抜粋したこの図を見ると驚きます!!
↓窓ガラスを実際に温度測定した動画はこちら↓
この検証動画でも紹介していますが、いくら一条工務店の「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」でも外気温の影響を受けます。
それは壁と比べると全然違います!
壁には断熱材が使用されているため、ある程度防いでくれます。
窓は直に外気温が影響します。
そこで外からの影響を少しでも軽減してくれるアイテムがこのハニカムシェードです。
これだけ効果があるのがハニカムシェードは素晴らしいですよね。
全ての窓に標準で断熱タイプのハニカムシェードがついてきます。
ハニカムシェードの種類
一条工務店のハニカムシェードには3種類あります。
- 断熱タイプ
- レースタイプ
- 遮熱タイプ
価格は、断熱タイプ・レースタイプは無料。
遮熱タイプのみ1箇所につき約5000円程度追加でかかります。(サイズにより金額が異なります。)
断熱タイプ
断熱タイプは標準ということもあり、一番選ばれることが多いです。
素材は2枚の不織布でできており、3層の空気層ができるので断熱性能がグッと上がります。
どのハニカムシェードにも静電気防止加工がされているので埃は付着しにくくなっています。
我が家は、正直掃除したことがありません。
レースタイプ
レースタイプについてですが、基本的にツイン電動ハニカムシェードのためのものと考えていいと思います。
断熱効果がものすごく低いです・・・
なので、ツイン電動ハニカムシェードを設置しない方は選択肢から外してもいいでしょう。
遮熱タイプ
遮熱タイプは外側が不織布、内側がアルミフィルムでできています。
空気層の構造は断熱タイプと同じになっています。
遮熱タイプを無料で設置する方法!!
遮熱タイプのハニカムシェードを無料で設置する方法があります。
それは・・・
- 全館さらぽか空調をオプションで設置する場合(全窓についてくる)
- 西側に窓がある場合
我が家の西側の窓には全て遮熱タイプを選びました。
ハニカムシェードの選び方
私の経験から選び方を説明します。
まず結論を参考に載せました!!
- 西側と南側に遮熱タイプのハニカムシェード
- 暗くしたいなら遮熱タイプのハニカムシェード
- その他を断熱タイプのハニカムシェード
一条工務店のハニカムシェードは断熱タイプが標準で付いてきます。
しかし、西側の窓にのみ遮熱タイプが無料で選べます!!
そもそもなぜ西側の窓には遮熱タイプが標準でついてくるのか!?
ここを説明します。
春から夏にかけて、太陽の日差し(紫外線も)は昼から2時過ぎにかけて一番強くなります。
西向きの窓にはこの最も強い直射日光が当たるため室温が上昇します。
夏に温度上昇をさせたくないので一条工務店は西側の窓に遮熱タイプのハニカムシェードを無料で選べるようになっています。
このことから、日の当たる窓はすべて遮熱タイプにすると夏は涼しくなり、省エネ効果が高くなると思います。
- 西側の窓(最重要)
- 南側の窓
夏場の室温上昇は地獄です!!
太陽の光が当たる場所にはこの遮熱タイプを入れることで省エネ効果があると思います。
断熱タイプと遮熱タイプの外気温の影響の差を検証しました!
冬場のハニカムシェードの断熱タイプと遮熱タイプでどれくらいの外気温度の影響を受けるのかを検証しました。
この検証のポイントを説明します。
- 壁の断熱材はどこも同じ
- 窓の性能も同じ
- 方角が違う
- ハニカムシェードの種類が違う
よって同じところから違う場所の温度の差を計算すると性能差がわかります。
まず外のウッドデッキの温度が4..8℃という条件で行います。
リビング(断熱タイプ)
窓ガラス:17.8℃
壁:22.3℃
断熱ハニカムシェード:21.9℃
ドレープカーテン:22.4℃
トイレ(遮熱タイプ)
窓ガラス:16.3
壁:20.9℃
遮熱ハニカムシェード:20.6℃
この検証結果を表にまとめました。
- 窓とハニカムシェードの差・・・4.1℃
- 壁とハニカムシェードの差・・・-0.4℃
- 窓とハニカムシェードの差・・・4.3℃
- 壁とハニカムシェードの差・・・-0.3℃
この結果から見てわかりますが、
冬場の外からの冷気を防ぐという観点からはあまり差がない
ように感じました。
※夏場については、今後追加しますのでしばらくお待ちください!!
ハニカムシェードの遮光性能の違いについて
仕事の関係で夜勤などの勤務体制があり、日中に寝なくてはならない方は、その部屋を遮熱タイプを選ぶことを強くおすすめします。
私は失敗したので、ここでポイントを押さえてください!!
遮熱タイプのハニカムシェードのもう一つの特徴に遮光等級が1級と同等の性能があります。
人の顔の表情が識別できないレベル
遮光等級1級となっておりますが、ハニカムシェードにもレールがあり、その左右のレールからは少し光が漏れるのでこれ単体で真っ暗というわけにはいかないと思います。
この写真からも左右から光が見えますよね。
遮熱タイプと遮光タイプの違いについて
日中の写真になります。
ハニカムシェードによって明るさがかなり違うと思います。
断熱タイプが1ヶ所入るだけで、この明るさです。
これでは寝れませんよね・・・
我が家では、カーテンを設置する予定でしたので遮熱タイプのみで暗くするという予定はありませんでした。
ドレープカーテンとうまく組み合わせることにより全く光を感じなくなります。
ドレープカーテンを設置しない方はご注意ください。
断熱タイプだと、ドレープカーテンによっては真っ暗にはなりません。
日中に真っ暗にしたい方は、遮熱タイプを強くオススメします。
ツインハニカムシェードについて
ツインタイプを選ぶ方は必然的に電動タイプになります。
(断熱or遮熱)+(レース) という組み合わせを選ぶことができます。
このツインタイプを選ぶ方は、カーテンを設置しない、ということで選ぶ方が大半みたいですよ。
カタログでは(断熱 or 遮熱)+(レース) という組み合わせしか書いていません。
しかし、噂では断熱+遮熱という組み合わせもできるみたいです。
ツインハニカムシェードを設置をオススメする場所・・・
- FIX窓
- カーテンを設置しない窓
- 吹き抜けの高い場所の窓
カーテンって必要!?
一条工務店で家づくりをしている方の多くがこの事を悩むと思います。
カーテン代わりにハニカムシェードを使う方もいるみたいですが、私はオススメしません!
オススメしないといいつつもメリットもあります。
アパートやマンションなどを内覧した時の部屋ってなんか広く感じませんか?
その理由は、カーテンがないと部屋がスッキリしていて広く見えます!
しかし、デメリットもあります。
ハニカムシェードを開けなければ、窓を開けることができないということです。
少し風を室内に入れたい、または換気をしたいなどそのような理由で窓を開ける際に家の中の様子が外から丸見えになります。
カーテンを設置しない方の中には、ミラーフィルムで対応する方もいらっしゃいます。
光の反射により、外部から室内を見にくくするためのフィルムです。
全く見えないということではありません。
我が家はドレープとレースの両方のカーテンを採用しました。
カーテンにも断熱や遮熱効果があり、その他にもプライバシー保護効果、インテリアとしての役割もあります。
我が家はプライバシー保護効果・インテリアとしての効果を期待して設置しました。
結論としては・・・
一条工務店の家にもカーテンは必要!!
先ほどのプライバシー保護効果・インテリアとしての効果が欲しい方はぜひ設置を検討してみてください
検証結果からもわかると思いますが、カーテンがあるだけで断熱効果は上がり、見た目の暖かさもあります
参考になれば嬉しいです。
電動ハニカムシェードについて
標準のハニカムシェードの動作は手動であり、紐で上げ下げをします。
電動ハニカムシェードとは、リモコンでハニカムシェードの上げ下げができるようにするものです。
価格は1箇所につき1万円というオプションになっています。
手動と電動の併用はできません。
電動ハニカムシェードを採用した方がいい場所
私の体験談を交えて説明します!
この電動ハニカムシェードの採用した方がいい場所は
- 大きい窓のハニカムシェード
- よく上げ下げをするハニカムシェード
- 吹き抜けのハニカムシェード
まず、大きい窓のハニカムシェードは、上げ下げが重く結構大変です。
紐にかかる力が大きくて驚きます。
絶対に、展示場で体感してみてください!!
よく上げ下げをする場所は、生活スタイルによって違うと思います。
我が家では、リビングです。
ここで我が家の後悔ポイントをお話しします。
リビングの大きい窓の1箇所のみ電動ハニカムシェードを採用したので、他の2箇所には採用していません。
リビングは生活拠点となる場所であるため、ハニカムシェードを朝開けて、夕方閉めます。
小さい窓は手動でいいかなと思いました。
リビングのハニカムシェードを1箇所は電動、2箇所は手動で操作しています。
毎日のことなのでボタン1個で3箇所の操作ができれば楽だったなと後悔しています。
我が家みたいな後悔は絶対にしないでくださいね!!
このように思っている方にオススメの記事を紹介します。
- 一条工務店で家建てようかな
- 一条工務店にしようかまだ悩んでいる
- お得に家を購入する方法を知りたい
▼一条工務店で家を建ようと思ったら、まずこちらの記事を読んでください▼
この記事を読まないと絶対に損しますよ!!
住宅展示場にはまだ行かないでください。
私は、この記事を読む前に住宅展示場に行って損した人を何人も見てきました。
住宅展示場に行ってはいけない理由を知りたい方は……
こちらの記事を読んでください。