最近メッシュWi-Fiってよく目にすると思いますが、メッシュWi-Fiって何かよくわからない方に向けて解説します。
実は最近できた仕組みではありません。
メッシュWi-Fiはネットワークが重要な企業や軍事基地などで長年使われてきていました。
最近では、一般家庭でも安全で高速・広範囲なWi-Fiを利用できるようメッシュWi-Fiの対応機種が販売されています。
メッシュWi-Fiとは
メインルーターと複数のサテライトルーターが網の目のように繋がって、１つの大きなネットワークを構築するシステムです。
この網の目のように電波信号が繋がっていることからメッシュWi-Fiと呼ばれています。
メインルーターからの電波をサテライトルーターが受信してその電波信号を再配信します。
どこにいても強力な電波信号を受信することができます。
メッシュWi-Fiとよく間違われるのがWi-Fi中継機です。
Wi-Fi中継機は台数が増えるほどメインルーターに負荷がかかります。
メッシュWi-Fiはサテライトルーターがメインルーターと同じ役割をするのでメインルーターに負荷がかかりません。
メッシュWi-Fiのメリット
メリットは４つあります。
- SSIDがひとつで済む
- 通信が安定している
- たくさんの接続機器に同時接続できる
- 設定が簡単
SSIDがひとつで済む
メッシュWi-Fiはメインルータとサテライトルーターで同じSSIDを使用するため、移動するたびに新しいWi-Fiに繋ぎ直す必要はありません。
通信が安定している
Wi-Fiの中継機は親機から受信した電波をそのまま送っているため弱くなった電波を送っています。
一方メッシュWi-Fiはメインルーターからの電波をサテライトルーターが受信してその電波信号を再配信します。
再配信した電波ですので中継機のようなロスがありあせん。
たくさんの接続機器を同時に接続できる
メインルーターとサテライトルーターが同じ役割をするので、接続先が分散されて負荷も分散されます。
同時接続しても安定しているのはこの理由です。
設定が簡単
現在発売されているメッシュルーターは、ほとんど簡単な設定と管理機能があります。
従来はパソコンがないと設定ができなかったものが、スマホだけで設定ができてしまいます。
メッシュWi-Fiのデメリット
現在のデメリットはこの金銭面的なものだけではないでしょうか。
機器代がかかる
最低でもメインルーターとサテライトルーターの２台が必要です。
また、中継機と違い、価格もほぼメインルーターと同価格なものが多いです。
家が広く、安定性を求めると３台、４台と必要になります。
最近は、メッシュWi-Fiもかなり値段が安くなってきました。
メッシュWi-Fiをおすすめできる人、できない人
- 部屋が広い・多い
- ２階以上
- Wi-Fiルーター１台では接続できないところがある
- 多くのネット接続機器を持っている
このような方は是非導入してみてください。
快適なネット環境が構築できますよ。
- 一人暮らしでコンパクトな部屋に住んでいる
そもそもコンパクトな部屋ですと、Wi-Fiルーターが１台で済むのでメッシュ化する必要がありません。
おすすめのメッシュWi-Fiルーター
初心者に本当におすすめできる機種はtp-linkのDeco X20です。
とにかく設定が簡単です。
Wi-Fi６対応機種なので速度もまずまずでとても安定しています。
Wi-Fi６がわからない方はこちらをご覧ください。
Deco X２０が気になる方はこちらをご覧ください。
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